くまさん改造計画は消滅したわけじゃない(笑)。

ダイエットも奨励しているし、

おしゃれもしてほしいと思っている！

そんな想いがすこーしずつ伝わってるのか、

くまさんが、自分のためにいいジャケットを買ったという。

そのメーカーのものなら品質は間違いないし、

なによりカッコいい♪

わたしは、とても喜んで、大賛成した。

でも、くまさん、ネットで買ったという…

一抹の不安は的中した(^_^;)。

配送されて、試着した写真を送ってくれたけど、

大きすぎてブカブカ……

これじゃ、せっかくのお洋服もかわいそう(T_T)

「ちょっと大きいよねぇ、でもまぁ仕方ないかー。。」

なんて言ってるから、

仕方なくないよー、これは明らかにサイズ違い。

やっぱりお洋服はちゃんと試着して買わないと！

そして、わたしがネットで出品してあげることにした。袖を通しただけの未使用品だし、何よりいいものだし、定価より値を下げれば大きいサイズを探している人が着てくれるかもしれないよって言って。

そしたら、よし、じゃぁ善は急げと、その日の夜にうちに持ってくると言うじゃない！

わたしは、あなたが仕事が終わる時間にはもう寝てるよー、受け取れないよって言ったけど、

宅配ボックスにいれておくから。

ついたら一応電話してみるけど寝てたらそのまま帰るからいいよって…。

分かったー。でも電話だと起きてしまうと思うからメールにしてーって言って、ベッドに入った。

そして夜中。

電話が鳴った(^_^;)

電話と言っても携帯だし、マナーモードだから音は鳴らないけど、それでもやっぱり目が覚めた。

んー、仕方がないなぁ…

寝ぼけ眼で、とりあえずコートを羽織って

エントランスに出ると、

ジャケットを持ったくまさん。

「起きてきてくれてありがとう♡すぐに帰るけど、やっぱりazuに会いたくて！出なかったら帰ろうと思ったんだけど。」

って、ぎゅーーーって。

わたしはヘナヘナ、半分寝てるけど、

何度も何度もぎゅーーーーーーって、

髪を撫でて、ハグだけしてくれて、

帰ってゆきました(笑)。

もーーぉ、ワガママなんだからぁ！！

なーんて思いながら、ベッドに倒れ込んで1秒で再入眠。

でもね、翌朝目が覚めたら、

なんだかほわーんと気持ちが温かかった♡

夢だった？ううん夢じゃなかったよ。

わたし、フラフラ寝ている間に

ぎゅーーーって抱きしめられて

すっごく嬉しかったんだ♡

そんなただ抱きしめられた感覚だけはちゃんと身体に残ってて、幸せな目覚めでした。

愛する気持ちがちゃんと伝わりました。

そしてね、

今度の週末はね、

70%の確率が100%になりました♡！

アウトレットも紅葉も行っちゃう予定(^^)

「azuと2日も会えるのに、それじゃ仲良しの時間がないじゃんー！」

って言うから、

「残念だけどそうねぇ(笑)」

って笑ったら、

むむーーーってなってるくまさん(^^)。

さーて、どうなることやら♪

朝いつものように送ったおはようメールに

くまさんから

「おはよーう！いい天気だね。」

「あ、そういえば」

ってきてそのまま途切れた(笑)。

なにーー！？

気になるじゃない。

そのあと、時間ができたときに電話してみた。

いいお天気で暖かい昼下り、

外のベンチに座って。

「そういえば、の続きでしょう(笑)？」

ってくまさん。

「実はねー、書いちゃったけど、あまりazuに期待もたせちゃだめかなって思い直して、途中にしちゃったんだ。今度の週末のことなんだけどね…」

今度の週末。

その週末は娘が4-5日実家に行くことになっているので、土日ともわたしはゆっくり過ごせる週末だった。

土曜日の午後からは一緒にアウトレット行こうって話になってて、とっても楽しみにしてたけど、

日曜日はくまさんは家族の用事に付き合う日だから、azuもゆっくり過ごしたらいいよって言われてた。美容院に行こうかなとか思ってたけど、心の隅にはちょっぴりの寂しさも抱えつつ。

そんな中

「実はねー、日曜日俺出かけるかもって付箋はってきちゃったんだー♪」

「いい季節だし、土曜日は食事でもしてゆっくり過ごして、日曜日一日かけてアウトレットでもいいし、それか土曜日に予定通りちょっとバタバタするけどアウトレット行って、日曜日は紅葉見に行ったりしてもいいかなって思って。」

♡♡♡♡♡♡♡♡！！

きゅーんと心が喜ぶ音がした(笑)。

わぁ！ほんとうなの？

嬉しい！嬉しいなぁ！！

「うんー、でもねまだ50%くらいの確率で期待しててー」

えーーー、五分五分なのー！？

「んー、じゃぁ70%くらい(笑)」

分かったぁ♡

「やっぱりazuがせっかく自由なのに一人にしておくわけにはいかないと思って。」

もー、こういうところ。

大好きにさせられちゃうところ♡

日曜日は家族に使う日っていうところを崩してわたしに使おうとしてくれるのも嬉しいし、

（もうお子さんも社会人だし、そこにはあまり気負いはないのです）

それと、紅葉っていう提案♡

植物好きなわたしのどストライクなとこちゃんと押さえてくるから、

思わず心がふわぁ〜♡って幸せになっちゃう。

大好きーーー！！って飛びつきたくなっちゃう！

でもね、この間お勉強したばかり。

あまりタイトに予定を詰めすぎるとしわ寄せがくるから。

いっぱいいっぱいにしない。

でもなーぁ、

やっぱりアウトレットも紅葉も両方行きたいなぁ(笑)！！

（←全然お勉強できてない(^_^;)）

谷を超えたあと。

やっぱりお互いに大好き度2割増しくらい(笑)。

毎日の電話も。

あ、違った、もう毎日はしてないの。

無理はしないと決めたから、

わたしがしんどいときは寝かせてもらってる。

できるときだけ夜の電話。

「寝ちゃうのー？」って言われても、躊躇せず

はい、寝ちゃいまーす(^^)って言って寝ちゃってます(笑)。

会う頻度も、がんばらないと減っちゃうかなと思ったけど、

これがそうでもなく(笑)。

なんのかんの会えちゃってる。

そして会えたら間違いなく楽しい♡

どこに行きたい？って聞かれたから

空が広く見えるところに行きたい！って答えた。

わたしとしては海とか広々した田んぼとか、そんなイメージだったんだけど、

くまさん、

「よし、じゃぁ〇〇行こう！」

って…

そこ、だいぶ都会なんですけど(^_^;)

まいっか、と思いつつも

せめて緑にふれたいとホテルの庭園があることを調べてそこに行きたいとリクエストした。

お迎えに来てくれたくまさん、

嬉しそうにびゅーんとわたしをそこに連れて行く。

そして、着いた庭園は思いの外こぢんまりしていて、誰もいなかった。

小さい静かなお庭だったけど、いろんな草木が植えられていて、色づきはじめた葉っぱがとってもきれいだった。　

かわいいなぁ♡かわいいねぇ♡って草木を愛でていると、

やっぱり後ろからぎゅってハグしてくるくまさん。

うん、もうその行動も想定内だもんね(笑)。

スルリとかわす。

ややもするとホテルのラウンジでアフターヌーンティーを楽しんでいるご婦人方に見られてしまいそうだから、そこは慎重に制しながら(^^)。

小路を歩いてると、ここなら誰も見ないでしょう？ってあごをクイッとつかまれて…

優しいキス。

終わろうとすると終わらせまいとまた来るのがいつもの彼らしくて笑ってしまう。

笑いながら愛情をたっぷり感じながら。

恥ずかしいけど幸せな時間‥

うん。絶対に誰も見ていないから、大丈夫なはず。。

そして、お庭を出てホテル内をお散歩し、

そのあと、有名な広場に出た。

広場では催し物があるようで、とてもにぎやか。

でも、にぎやかな気分ではなかったから、そこから高いところにのぼれるエレベーターを見つけて乗ってみた。

高層階のレストラン街に到着すると、レストランに入らなくても展望できる窓があった！

すごい！！

その日は空気の澄んだよく晴れた日で遠くまでよく見渡すことができた。

すごいねー！！二人でテンションが上がる(笑)。

あそこが空港だね、そして、海まで見えるよ！

一通り景色を眺めたあとはそのフロアを歩いてみた。

すると、なんと別のところに無料展望室。

入ってみたら、自動で絶景をバックに写真を撮ってくれて、それをスマホに送ってくれるというシステムがあるじゃないの♪

しかも誰もいない！

今でしょ(笑)、やるなら今でしょ！！

ってわけで、いそいそとQRコードを読み取り撮影スタンバイ(*^^*)

3枚撮ってくれるんだって。

いくよ？わー、もうカウントしてる!!

急いで寄り添って座ってバタバタな1枚目。

続いて、ちょっと姿勢も笑顔も整えた2枚目。

よし、最後の3枚目！と髪の毛を直して笑顔を…

って瞬間に、ほっぺにキスしてくるくまさん！

パシャリ！！

やられたぁー！！

してやったりの笑顔のくまさん。

スマホに送られてきた写真にはしっかり写ってました(*^^*)。まっすぐ笑顔のわたしにチュってしてるくまさんが(笑)。

そして、くまさん、せっかくだからちょっと早いけど軽くごはん食べていかない？

レストランに入ったら一番いい景色だよ？って。

時間は17時頃だったかな。

二人でレストランを見て回って、カジュアルフレンチのお店に♡

窓際をお願いしたらまだ空いてたから一番いい席に通してくれた！

なんて、なんてキレイな景色なんだろう…

景色を眺めてるだけでお腹がいっぱいになりそうなのに、目の前には嬉しそうにメニューを眺めるくまさん♡

くまさんに任せておけばオーダーは間違いないのでわたしは待つだけ(^^)

おしゃべりしながら、カラフルなサラダやお料理をいただきました。

空はだんだん夕焼けから夜に変わり、その変化していく様が素晴らしかった。

あー、なんて素敵なデートになっちゃうんだろ。

そんなことを思ってたら、なんと花火！！

二人とも知らなかったけどその日は花火大会の日で、思いがけず花火大会を上の方から見ることまでできちゃった！

お誕生日が来ちゃったのかと思うくらいに素敵な時間でした。

ぜーんぶ、計画したことじゃないのに、こんなふうに一緒に過ごすと時間がキラキラ輝く。

「あなたは今までさんざん運を使い果たしてきたんだから、これからは幸せなことしかないんだよ。俺がそうするからね。」

そうだといいなぁ。