谷を超えたあと。

やっぱりお互いに大好き度2割増しくらい(笑)。

毎日の電話も。

あ、違った、もう毎日はしてないの。

無理はしないと決めたから、

わたしがしんどいときは寝かせてもらってる。

できるときだけ夜の電話。

「寝ちゃうのー？」って言われても、躊躇せず

はい、寝ちゃいまーす(^^)って言って寝ちゃってます(笑)。

会う頻度も、がんばらないと減っちゃうかなと思ったけど、

これがそうでもなく(笑)。

なんのかんの会えちゃってる。

そして会えたら間違いなく楽しい♡

どこに行きたい？って聞かれたから

空が広く見えるところに行きたい！って答えた。

わたしとしては海とか広々した田んぼとか、そんなイメージだったんだけど、

くまさん、

「よし、じゃぁ〇〇行こう！」

って…

そこ、だいぶ都会なんですけど(^_^;)

まいっか、と思いつつも

せめて緑にふれたいとホテルの庭園があることを調べてそこに行きたいとリクエストした。

お迎えに来てくれたくまさん、

嬉しそうにびゅーんとわたしをそこに連れて行く。

そして、着いた庭園は思いの外こぢんまりしていて、誰もいなかった。

小さい静かなお庭だったけど、いろんな草木が植えられていて、色づきはじめた葉っぱがとってもきれいだった。　

かわいいなぁ♡かわいいねぇ♡って草木を愛でていると、

やっぱり後ろからぎゅってハグしてくるくまさん。

うん、もうその行動も想定内だもんね(笑)。

スルリとかわす。

ややもするとホテルのラウンジでアフターヌーンティーを楽しんでいるご婦人方に見られてしまいそうだから、そこは慎重に制しながら(^^)。

小路を歩いてると、ここなら誰も見ないでしょう？ってあごをクイッとつかまれて…

優しいキス。

終わろうとすると終わらせまいとまた来るのがいつもの彼らしくて笑ってしまう。

笑いながら愛情をたっぷり感じながら。

恥ずかしいけど幸せな時間‥

うん。絶対に誰も見ていないから、大丈夫なはず。。

そして、お庭を出てホテル内をお散歩し、

そのあと、有名な広場に出た。

広場では催し物があるようで、とてもにぎやか。

でも、にぎやかな気分ではなかったから、そこから高いところにのぼれるエレベーターを見つけて乗ってみた。

高層階のレストラン街に到着すると、レストランに入らなくても展望できる窓があった！

すごい！！

その日は空気の澄んだよく晴れた日で遠くまでよく見渡すことができた。

すごいねー！！二人でテンションが上がる(笑)。

あそこが空港だね、そして、海まで見えるよ！

一通り景色を眺めたあとはそのフロアを歩いてみた。

すると、なんと別のところに無料展望室。

入ってみたら、自動で絶景をバックに写真を撮ってくれて、それをスマホに送ってくれるというシステムがあるじゃないの♪

しかも誰もいない！

今でしょ(笑)、やるなら今でしょ！！

ってわけで、いそいそとQRコードを読み取り撮影スタンバイ(*^^*)

3枚撮ってくれるんだって。

いくよ？わー、もうカウントしてる!!

急いで寄り添って座ってバタバタな1枚目。

続いて、ちょっと姿勢も笑顔も整えた2枚目。

よし、最後の3枚目！と髪の毛を直して笑顔を…

って瞬間に、ほっぺにキスしてくるくまさん！

パシャリ！！

やられたぁー！！

してやったりの笑顔のくまさん。

スマホに送られてきた写真にはしっかり写ってました(*^^*)。まっすぐ笑顔のわたしにチュってしてるくまさんが(笑)。

そして、くまさん、せっかくだからちょっと早いけど軽くごはん食べていかない？

レストランに入ったら一番いい景色だよ？って。

時間は17時頃だったかな。

二人でレストランを見て回って、カジュアルフレンチのお店に♡

窓際をお願いしたらまだ空いてたから一番いい席に通してくれた！

なんて、なんてキレイな景色なんだろう…

景色を眺めてるだけでお腹がいっぱいになりそうなのに、目の前には嬉しそうにメニューを眺めるくまさん♡

くまさんに任せておけばオーダーは間違いないのでわたしは待つだけ(^^)

おしゃべりしながら、カラフルなサラダやお料理をいただきました。

空はだんだん夕焼けから夜に変わり、その変化していく様が素晴らしかった。

あー、なんて素敵なデートになっちゃうんだろ。

そんなことを思ってたら、なんと花火！！

二人とも知らなかったけどその日は花火大会の日で、思いがけず花火大会を上の方から見ることまでできちゃった！

お誕生日が来ちゃったのかと思うくらいに素敵な時間でした。

ぜーんぶ、計画したことじゃないのに、こんなふうに一緒に過ごすと時間がキラキラ輝く。

「あなたは今までさんざん運を使い果たしてきたんだから、これからは幸せなことしかないんだよ。俺がそうするからね。」

そうだといいなぁ。