Precious moments

人生にやってくる予想外の出会いや出来事。婚外恋愛の軌跡。

自爆

痛い、痛い、痛いー。


でも自業自得。

分かっててつい興味本位で聞いちゃった。


せっかくくまさんが気を使って伏せておいてくれた名前だった。


子どもの名前はお互い知ってる。

よく話にも出すから。

あと、お母さんの名前もお義母さんの名前も知っている。

これも時々話に出るから。


でも…やっぱり、

奥さんの名前は、知らなかった。


いつものようにラインのビデオ通話で話してた時だった。

Bluetoothのイアホンだと雑音もたくさん拾うから、わたしは正直気がつかなかったんだけど、話の途中で急にくまさんが、

しまった!という顔をして

「ごめん、〇〇(お子さんの名前)と一緒にいま奥さんの名前も言っちゃった…」って。


一瞬、ちょっと心が揺れたけど、

わたしも興味本位で

「そうなのー?聞こえなかったよ、なんて言ったの〜?」

って聞いてしまった。

「ごめん、一応聞きたくないかなと思って伏せてきたんだけど、、」


ここでやめればいいものを。。

「うん、聞いたことなかったよね、でもいいよ。なんていうの〜?大丈夫だから言ってみてよ〜」って笑って聞いてしまった。


「△△…(きれいな名前だった)」


ずっきーーーん…… く、苦しい…


くまさんの口から、呼び捨てで奥さんの名前を聞くことに、こんな破壊力があろうとは…


でも、自ら聞いたこと。

自爆。撃沈。自業自得。


予想外の痛みを紛らわそうと会話を続ける。


「ふだん呼び捨てで呼んでるの?」


「ううん、呼んだことない。」


「呼んだことなかったら、そうぽろっとは出ないでしょー」


「あー、結婚前までは呼んでた。」


ここで、2度目の撃沈…(バカです、はい。)


「でも結婚してからは、子どもがすぐ生まれたから、ずっとママで、そのあとはお母さん。それ以外は呼んでない。」


「ふーん。。」(もう無理、いっぱいいっぱい)


「本当に呼んでないんだけど、たまーにその頃のがこうやって出ちゃうのかも…」


(はい、ここで死亡…)





はぁー、はぁー、

書いてても息苦しくなる 涙


くまさんもわたしも、

夫婦として破綻してから久しい。

子どもが育つまで、家族としてのユニットを維持してるわけであって、

もはや愛情は皆無だ。

お互いの配偶者が悪い人かというとそんなことない。きっと普通の人。

ただ、様々あって、もはや夫婦としては機能しない。

それを知っていたから、きっと婚外恋愛に踏み込んでしまったわけだし、

それを知っていたから、嫉妬心を抱くこともなかったはずなのに。


もうダメだー、痛いよぉ〜…


もう二度とそこに話は振らないことにしよう。

わざわざ探して踏んだ地雷。

痛みが癒えるまでしばらくかかりそう…

深く反省…