空港
家族にいろいろあって、
ついにわたしの心が壊れかかってしまって、
周りの友だちやくまさんに助けてもらった。
婚外恋愛ブログなのに重いです。
でも自分の整理と記録として。
知能の比較的高い発達障害。
頭の回転が早いだけに自己コントロールできないときの辛辣さはすさまじい。
これは脳内ケミカルのなせる業。
分かってはいてもこっちの心が…。
もう、仕事終わって、家に帰ろうとするだけで、
呼吸が乱れ、勝手に涙が溢れてしまって
帰れなくなってしまった。
友だちに助けてもらった。
夫のことも娘のこともよく知っていてくれる親友。
とにかくあなたは自分ケアが最優先!
○○(娘)はわたしが電話しておくから、azuはこっちにおいでって。
どうしても帰れなかった。自宅なのに。
愛する娘のはずなのに心が拒否反応。
友だちにとりあえず落ち着ける薬をもらって飲んだ。
友だちは娘を連れてきてもいいし、私が行ってもいいしって言ってくれたけど、彼女だって二人の娘がいて忙しい。
本当に大丈夫だから、薬も飲んだから、がんばるってまた一人で家路についた。
でもやっぱり心が壊れかかってしまって帰れない。公園のベンチに座って、普段飲まないお酒を飲んだ。
そのあとの記憶が本当にほとんどない。
とりあえず離れて生活している夫に娘は見てもらうことにし、わたしは公園で家に帰れずにいた。
どうやら、状況を察したくまさんが来てくれてたらしいけど、ほとんど覚えていない。
確かに彼の肩にもたれてた気がする。
その日は娘が寝入った深夜に帰り、翌日の朝早くまた家を出た。限界だった。
もちろん娘を一人にはしていない。
夫に預けていた。
翌日、くまさんが心配して一緒に過ごそうって誘ってくれた。
でも、わたしは弱ってるよ。
いろいろやってくれてもきっと元気には楽しめない。暗いよ。身体もしんどい。
「だいじょうぶ。どんな深いところからでも絶対に引き上げてあげるから」
そして、くまさんはわたしを空港に連れて行ってくれた。
「たまにはいいでしょ、空港デート(^^)」
わたしが飛行機が好きなのも知ってるからかな。
プラネタリウムの中で食事やお茶ができるところがあって、そこで隣同士ぼーっと過ごした。
プラネタリウムがあるのは聞いてたけど、その下でお茶が飲めるなんて知らなかったからちょっとびっくりしてちょっぴりだけ心が緩んだ。
くまさんのとなりで、彼の手をギュッと握ってた。
それから、お店を見たりしながらブラブラして展望デッキに出た。
忙しく飛行機が離発着するのを見ていた。
だんだん日が暮れてすっかり夜になった。
滑走路の夜景は本当にきれいで、空港という非日常的な空間が徐々にわたしを癒やしてくれた。
普通に話せるようになって、くまさんが言った。
「昨日の夜のこと覚えてる?」
ううん、覚えてないけど…怖いな。。
「酔っ払ったazuも嫌いじゃないよ、可愛かったよ」って意味深に微笑む。
なに?わたし、なにかしたの?
昨日は壊れちゃってたよね…ごめん。
「本当に覚えてないんだね、ベンチであなたがもう起きていられなくて、俺の膝にずっと寝てて。」
「なんとか立って支えながら歩いたけど、面倒くさくて俺がひょいとお姫さま抱っこしてバイクに乗せたんだよ」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
「それであなたの家の前まで来てドアの前で急に抱きついてきて、azuからキスしてきたの、覚えてないよね」
うそだ。。。
うそでしょ?
「本当だよ、びっくりしたけど、可愛かったよ」
え。わたしから?
うそでしょ??本当はうそでしょ!?
「うそじゃないってー!あのときなら俺が何しても無抵抗だったと思うよ(笑)。ふにゃんとしてたもん。」
だめだ。。お酒って怖いわー。。
くまさんの顔、正面から見られないじゃない…。
その日も、仲良しはしなかった。
わたしが本当に辛いときにそういうことでごまかすようなことをせず、ちゃんと向き合ってくれて、大事にされてるなって本当にありがたかった。
「大丈夫だよー、どんなあなたでも受け止めるから。あんなの屁でもないよ」って(^_^;)
そして
「俺ほどあなたのことを好きな人はいないと思うよ」って。
いつでも明るく前向き、どんなわたしでも動じずにいてくれて、ありがとう。
またくまさんに助けてもらっちゃった。
それからも
「今日はどう?」
ってメールくるから
今日はこんなであんなで、って娘のことを話すと
「違うよ!あなたは大丈夫?って言ってるのー!」って怒られる。
「心配してるんだらかね!」
って。
あんなどん底からも引き上げてくれて本当にありがとう。
アイシテル。
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