Precious moments

人生にやってくる予想外の出会いや出来事。婚外恋愛の軌跡。

すれ違い…

くまさんとすれ違う出来事があった。

500日も経てば、やっぱりそんな日もだんだん出てくるのかなぁ。


そう、カップルアプリってとっても便利で、

知らないうちにいろんな記念日を教えてくれる♪

昨日はわたしたちの500日記念日だった。


ねぇ、500日だって!


「本当だ!500日なんてあっという間だねー、

これからも楽しく仲良くやっていこうね」


そんなやり取りをしたばかりなのに。


わたしは、とにかく争いごとが嫌い。

ちょっと極端なくらい嫌いなのかもしれない。

争うくらいなら必ず他の方法を考えるし、

人とぶつかることはとにかくしない。

人に不快な思いをさせることがとても嫌。


対してくまさんは、正義感が強いあまり、

理不尽なことがあるとその思いを飲み込まず、

平気でものを言うことがある。

ストレートな人だから、そういう特質はいつも表裏一体なのは分かってるつもりだけど。

確かに彼の言い分はわかる。

でも、ものには言い方ってものがあるでしょう。


そんなことない、そういう人にはある程度強く出ないと甘く見られるから、とかなんとか言って、

もっと丁寧な言い回しにすればいいのに、あえて雑に話すことがあるのだ。


雑に話していいことなんて一つもない。

どうして丁寧なものの言い方をしないの?

そこはいつも私がたしなめるところだった。


今回もまたその流れで、

今回はちょっとわたしの中の納得できない度が高かったから、それはおかしい!ってハッキリ言った。どうしておかしいと思うかも説明した。


わたしが言った内容に間違いはないと思うけど、

ちょっとくまさんを否定するようなニュアンスに聞こえたんだと思う。


くまさんが、

「ハイハイ、分かりました〜」って言った。

そしてタイミング悪く電車が来て電話を切ってしまった。


わたしはなんだか、とても悲しくなって、

ショックでぼーっとしちゃって、

電車を数駅乗り過ごしてしまった…


急いで降りて、くまさんに電話した。


ここが今までと違うところ。

すれ違ったとき、放置しちゃいけない!って直感的に思って。


くまさんに、

悲しくなっちゃって、電車乗り過ごしちゃったじゃないのー!って言ったら


ワハハハハって大きく笑うくまさん。


そう、彼のやり方の一つ。

子供が何か失敗したり、気まずかったりしたら、あえて笑い飛ばしちゃうんだそう。

そうすると深刻にならないでしょう?なんだ、笑っちゃえばいいんだって思えるでしょう?って

前に言ってたもんな。


大きな声で笑って、

azu、悲しくなっちゃったのー?なんで?

俺がハイハイ、分かりましたーってふてくされて言ったから〜?ってまた笑うくまさん。

冗談だよぉ〜、ちょっと○○(わたしの娘)のマネしてみただけだよー。


それでも、なんとなく釈然としないわたし。

そこから、少し関係ない話をしてたんだけど、

突然、くまさん、

「ごめんね」

「ごめんね」

って。


うん、いいよ。

もう悲しくないよ、大丈夫。

わたしも言い方が悪かったかも。


だんだん心許して甘えてしまうけど、

履き違えてはいけないよね。


相手を大切に思うからこそよく考えて言葉は選ばないと。わたしも反省。

馴れ合いになって傷つけてしまうようでは本末転倒。


初めて本気でちょっと傷ついて、

すれ違ったけど、その日のうちにわだかまり残さず解決できてよかった。


夜の電話はすっかりいつもどおりの二人(^^)

あー、会いたいなぁって素直に思える自分にホッとした。


くまさん、ごめんね。そしてありがとう。