信頼
娘のことで本当にほとほと困ったことがあった。
赤ちゃんのときから
育てやすい子ではないけれど、
ちょっと変わった特性はあるけれど、
それも理解してできるだけ寄り添い、
精一杯愛情も込めて子育てしているつもり。
子育てで大事にしてきたのは
年齢関係なくいろんな人と触れ合い楽しむこと。
自然に親しみ、感謝し楽しめること。
それから、衣食住を始めとした生活を大切にすること。
この3つを大事にしてきた。
それはそれなりに彼女の中に入ってると感じることが増えてはきたけれど。
だけれども、
やっぱりあまりの態度の悪さに心折れるときもあり、
今日もそんな日だった。
どうしたらいいのか分からず途方に暮れるとはこのこと。
わたしは作った晩ごはんを捨てて家を飛び出したのだった。
こんなとき、
娘の父である夫は、
話を聞くことを嫌がる。
わたしが、娘の対応に困っているという話は聞きたくないと言われている。
だから言えないけど、
くまさんに、ちょっと話してしまった。
ごめんね、あなたのほうこそ、
こんな話をされても困るよね💦
きいてくれてありがとうってラインした。
そしたら、
「いいんだよー、大変だね〜、少し電話しようか?」って言ってくれて、
くまさんも家を出てきてくれて少し電話できた。
はぁー、くまさんの声を聞くだけでホッとする。
そして、いろんな出来事を聞いてくれて、
また真剣にアドバイスをくれる。
「今のazu は十分すぎるほど良くやってると思うけど、でも親子でうまくいかないってことは今の方略じゃ間違ってるってことだと思うんだ。」
必ずしもわたしの耳に優しい言葉だけではないけど、くまさんの言葉にはいつも説得力がある。
「親はね子供を溺愛するくらいでいいと思うんだよ、子どもは愛情を嫌というほど受ければ自然と離れていくときが来るから。
俺がね、azuにこれしてあれしてって言ってるのも愛情を感じたいからで、それと○○(娘)が言ってることも実は大差ないと思うんだ。だから、今の彼女の要求には全部応えてあげたらいい。azuは大変かもしれないけど、あなたが自立を促そうとしてやっていることがまだ彼女には辛いんじゃないかな。分からないけどね、なんとなく話を聞いてる限りではそう思うんだよ。だから、騙されたと思ってまず全部一緒にやってみたらどう?」
こんなような内容の話を例え話を含めながら一生懸命にしてくれた。
うん…そう言われてみたらそうかもしれないなー。
やっぱりくまさんは愛情深いなぁ。
もう一緒にお風呂に入る年齢じゃないけど、そこは彼女が望むなら一緒に入ってあげればいいとか。人に手をかけてもらうってとても愛情を感じることだから、もう大きいんだからとか関係なく求めているなら与えてやればいいって。
わざわざ時間を作って電話してくれて、
一生懸命にアドバイスをくれて。
わたしはそれだけで気持ちも落ち着いて、
そうかもしれないなー。。って反省もできたりして。
「少しは気分も楽になった?もう大丈夫〜?」
って言うから、
ありがとうって何度も何度も伝えて電話を切った。
頼るべきところとは違うと思ってても、
少しも嫌がらずに話を聞いてくれて、
ちゃんと誠実に答えを返してくれて、
しかもそれがやっぱりとても愛情深いところ。
うん、やっぱりあなただわ。
信頼はどんどん強くなる。
惚れ直しちゃう。
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