Precious moments

人生にやってくる予想外の出会いや出来事。婚外恋愛の軌跡。→その後のものがたり。

心折れた日

azu

仕事で心折れた。

わたしを引き抜いてくれた直属の上司はかなり変わっている。

周りじゅうが心配してくれてた。

わたしは対人スキルは比較的高いほうだと自覚してるし、

多少の理不尽さなら余裕でかわせる自信もあった。


覚悟してたから、諸々かわしてきた。

でもきっと小さく積もってたのか、

はたまた更年期の感受性の強さか、

昨日はその理不尽さにポキっと心が折れてしまった。


あー、もうやめよっかな。

糸が切れた。泣きそうになった。


ちょうどくまさんが迎えに来てくれる日。


なんか、心折れちゃった。

あとで聞いてね。

ってラインしたら


『うん、聞くよー』って。


退勤して近くで待ってくれてるくまさんのところへ向かう。


大通りを曲がるといつもの待ち合わせ場所。

20mくらい先にくまさんが見えた。

くまさんの姿を見てほっとしたのと、悲しい気持ちが入り混じって、ゆっくり近づいていく。


くまさんもわたしの方に歩いてきて、わたしの顔を見た瞬間、わたしは一言も言葉を発してないのに、


『あーー、これはハグしてっていう顔だ。ハグするやつだ!』


そういってわたしの腕を掴み、脇道の路地へそれた。驚く暇もなく抱き寄せられて優しいハグ。。


なにこれ、泣きそうじゃん。。

わたし一言も喋ってないし、泣きそうな顔してたわけでもないのに。。

しばらくハグして、ゆっくり離れて、


『大丈夫?じゃないんだね。』って。


なんで分かるの?なんでいまハグして欲しいって分かったの?


『そりゃあなたのことは分かるよー』


そして、隣同士で歩き始める。

今日どうして心折れたのか話し始めた。

そしたら、くまさん、

うんうん、だからazuとしてはこう考えてて、それなのにこうだからこういうことなんだよね?ってまとめてくれた言葉がドンピシャすぎて、

そこで1番心打たれた。


分かってくれてる。

わたしのこと、誰よりも。


そして、ぶらぶら歩きながら美味しそうなお店を探して、

『今日は飲みなよ!美味しいもの食べよう』

って。軽くイタリアンのお店で食事をして。


美味しそうなバインミーのテイクアウトを一つ買って、カラオケ屋さんへ。

わたし、声量は少ないけど歌うことが好きなので、今日は思いっきり暗い歌を歌う。

くまさんはリクエストにも応えてくれるけど、明るい曲が多い。

あなたが離れてしまったとき、これを聞いてよく泣いたんだよーぉ…とか言われながら苦笑。

ちなみにそれは平井堅さんのいとしき日々よとか、バックナンバーのハッピーバースデーとか。。

ちょっと苦しくなるけど、今はお互い顔見合わせて笑える。


2人でいると本当に何をしてても楽しい。


『どーう?すこし元気になったー?』


うん、ありがとう7割くらい回復。


そして、おうちに来て優しい仲良し。

最近、重ねるごとに変わってゆく。

わたしの人生でずっと受け身でしかなかった、仲良しの時間。

くまさんとも第1期もそれなりにあったけど、この第2期は彼もどんどん変化する。


『あなたを夢中にさせようと思えばいくらでもできるんだけど、そうしたらあなたはまたふっといなくなってしまいそうで…』

って。


仲良しのあと呟いてた。


『人生で一番辛かったのは間違いなくあなたが去って行った時だよ。あんなに泣いたことはない。』


『azu、絶対ということは世の中にはないから、絶対とは言えないけれど、それでもね、あなたをこれだけ愛せる人は他にいないと思うよ。』


いつもたくさん向き合ってくれてありがとう。


仲良しのあとは、わたしも何かしらの抑制が外れて、すごく距離が近くなる。

仲良しのあと、ゆっくりおしゃべりする時間が好き。

くまさんには賢者タイムがないんだって。確かになさそう(^_^;)。


そんなこんなで、気づいたら心折れてたことも忘れてた。


『あなたがどんなに落ちても必ず引き上げるから、心配いらないよ』


わたし、くまさんといつまで一緒にいられるのかな。