奇跡は起こった④
でも。
今日はこれで終わりじゃない。
それが最後の奇跡。
本当はこのあと車でうちまで送り届けてくれる予定だった。
でも、今日はまだまだ一緒にいられる 涙
「次の日もゆっくりできるなら、そのまま◯◯◯ホテルに泊まってもいいなと思ったんだけどね。」
そんなことも調べてくれてたんだ。
でも、次の日くまさんはお仕事だったから、くまさんの職場の近くのお部屋へ。
わたしたちにとって、寄り添って朝まで眠れるのはめったにないとても貴重な時間。
シャワーを浴びて、髪の毛乾かして、
お化粧水塗ったりしてると結構時間がかかって。しびれを切らしたくまさんが両手を広げて「早くおいでよー」ってゴロゴロしながら待ってた。その腕の中に飛び込んでいくときの幸せ。
優しく抱きしめてくれて、それから。。
くまさんのくれるキスは特別。今まで大人のキスは嫌いだったのに、くまさんのくれるキスならずーっとしていられるくらい心地よくて、髪を撫でてくれる手も大好き。
まさか自分の人生で40歳も過ぎて、こんな時間がやってくるなんていつ予想できたでしょう。
暑がりなくまさんはいったん眠るとお布団を全部はいじゃって、そのあと寒くなるたびに、わたしを抱き枕みたいにギューっと抱き寄せて羽交い締めにするというパターンを朝まで数回繰り返していた 笑
無意識でも、わたしをしっかり抱きしめてくれて、その度にこの上ない安心感に包まれた。
でもね、あんまりギューってするから、くまさんの胸の中で鼻も目もつぶされちゃって、呼吸すら苦しくなって、どうしてもその腕からちょっとだけ抜けだしてたのは秘密 笑。
「azuは今まで、たくさん辛い思いもしてがんばってきたでしょう?だから、これからは流すのは嬉し涙だけで、幸せをたくさんあげたいと思っちゃうんだ。」
この日くまさんが言ってくれた言葉の一つ。
朝、目覚ましが鳴ってもまだ起きたくなくて、あと5分、あと1分ってギリギリまでくまさんの腕の中にいて 笑
きっと一生忘れない最高のお誕生日。
こうしてあなたがわたしにくれるもののどれだけをわたしがお返しして差し上げられるか分からないけど。なるべく平穏に長く隣に居られるように、ただそれだけを願って。
今年のお誕生日の記録。
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