Precious moments

人生にやってくる予想外の出会いや出来事。婚外恋愛の軌跡。

旅行

初めての一泊旅行に行ってきました。

こんなことができるようになるなんて。


今まで、くまさんと泊まったことがないわけではないけど、遊びに行くのにビジネスホテルに前泊とか、そんな感じのことが数回あったのみ。


今回は温泉地にお宿をとって、完全なる一泊旅行!!


これをひとまず1年間の集大成として計画し、

それを機にわたしは浮かれモードからお仕事モードへシフトチェンジするつもり。


お宿は数寄屋造りの趣のあるところを選んだ。

新しくきれいなホテルももちろん素敵だけど、温泉地なら歴史のあるお宿がいい。


くまさんの条件は、食事が美味しいこと(やっぱりここが第一みたい)、お風呂付きのお部屋か少なくとも貸し切りのお風呂があること。

これを満たしていればどこでも自由に取っていいよーって。


ワクワクして探したけど、行ける!って確定したのがもう直前だったから、野天風呂付きのお部屋はことごとく埋まってしまっていて、なんとかこの貸し切りお風呂付きの旅館にたどりついたのだった。清潔感のある昔ながらの古き良き日本のお宿。そのラスト1部屋を予約できた。口コミも良かったから期待を胸に出発!


いつもの大好きなくまさんの車の助手席で。

運転するときはサングラスをかけるくまさん、それを時々カチューシャみたいにする姿も嫌いじゃないんだー(^^)


そして、予定通りにお宿に到着。

入口の門構えが目に入った瞬間、二人で

「おぉ〜〜‼いいねぇ‼」ってシンクロ 笑

とても感じよく迎えてくださって、これは期待大♥


お部屋に付いてくださった仲居さんもとーっても感じのいい方。そして、さり気なく心付けを渡すくまさん…わたしはちゃんと気づいてましたのよ(^^)


お夕食の前に少し周りをお散歩しようって早速ブラブラ。知らない街を歩くって楽しい♪

堂々と手を繋いで(いつも結構そうしてるんだけど(^_^;))、横道に入ったり、石段見つければ下りてみたりとちょっとした冒険♪


そしてお部屋に帰ると、

わーい♡お食事がととのってるー!!

旅館に泊まる醍醐味です。

くまさんもわたしも好き嫌いなく何でも食べられるから、一つ一つ本当に美味しくいただきました。

それにお給仕してくれるときに何度も「奥さま…」って言ってくれるの。。

「いいですね〜、よくお二人でお出かけになるんですか?」の問いに、

「そうですね〜、よく出かけますね〜。美味しいもの探して。この年になるとそれが楽しみで、、笑」なんて自然に返すくまさん♡


そして、食後は温泉〜♡♡

ご存知の通りわたしは一緒にお風呂に入れない派なのに、、くまさんがここだけは譲れないって言うから、貸切風呂へ。

直前までダメ元で、ねぇやっぱりお風呂は別にしようよぉ…って言ってみるけど、まっったく聞く耳持たず…

でもやっぱりこんな明るいところで一緒になんて無理だ。。

くまさんは、洗ってほしい〜とか、洗いたい〜とか言ってたけど、そんなの無理ー!!!

お互いに洗うときは見ないように背中向けて、湯船に入るときだけ一緒に入りました(^_^;)

あ、お背中だけは流して差し上げましたけど。

「これだけ〜〜笑!?」

って言われながら(^_^;)

ごめんね…

でもね、檜の掛け流しでとーっても気持ちよかった♡


お風呂上がってお部屋に帰ってきたら、お布団が敷いてある〜♡

主婦にとっては夢のよう〜

テレビを付けたくまさん。

えー、テレビつけちゃうのぉ?って思ったけど、お布団の上で一緒にゴロゴロしながら、くまさんに寄りかかったり包まれたりしながらテレビを見るのも悪くなかったなー♡


そして、そりゃ、待ってましたとばかりな…

古い旅館で防音とかはなさそうだし、、

声だけは出さないように必死でガマンしながら…

でも、つい出ちゃうと

「azu、声出ちゃってるよ」ってイジワルそうにニヤリとするSキャラくまさん。。


仲良しのあと、、

ずっと抱きしめてもらいながらながーいおしゃべりをした。それがこの旅で一番嬉しかったかな。

わたしが、「これっていわゆる不倫旅行ってくくりなんだろうけど、不思議なほどそういう背徳感とかないんだよね、あまりに自然で楽しくて。でも、こんなに幸せだとやっぱりバチが当たりそうで怖いけど。。」って言ったら


「azuは若いころからさんざん当たってきたんだからもう当たらないよ。それに降りかかるバチがあるなら俺が全部弾き返すから大丈夫。」


あなたらしいとケラケラ笑うわたしに

急に真剣な顔で

「azuの傷を完全に治せるかどうかは分からないけど、俺治せるかもしれないと思うんだ… あなたが負った傷が深く簡単に癒えるものじゃないのは分かってるつもりだけど、、」

「そんな傷を埋めてしまえるくらい、思いっきり愛情で溢れさせてあげればいいんだよ、そう、チョロいぜ!!」って。。

そして、その夜はくまさんの腕の中で幸せな眠りに付きました。



つづくー♡